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IMGP1524.JPG2月11日は、「建国記念の日」の祝日です。終戦までは、「紀元節(きげんせつ)と呼ばれていた、文字どおり、日本の紀元、国の始まりをいわう日です。

どうして、この日が日本の建国記念の日なのかというと、『日本書記』をもとに、紀元前660年、初代天皇であられる神武天皇が樫原宮(かしわらのみや)で即位された日とされているからです。その年が皇紀元年とされ、今年は皇紀2674年となります。

ま、このあたりに関しては、「いくらなんでも、そんなに古くはないだろう?」、「現実的には、4世紀くらいじゃないか?」という意見もあるわけですが、つぎに古いとされているデンマークやイギリスの建国が10世紀ですから、どんなにきびしく見積もっても、独立国として国の基本的なかたちが変わらない、ひとつの王朝がずっとつづいている、という意味において、日本が世界でいちばん古い国となるわけです。そして、このことは、ギネス認定されているのだそうです。

日本の子どもたちが日本史を学ぶときに、「きみちたちは、世界でいちばん古い国とギネス認定されている自国の歴史を学ぶのだよ」と、ひとこと添えるだけで、日本史への関心がぐんと高まるのではないかと思います。