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ウルフ・スタルクさんが亡くなられてから、明日で1か月になります。この1か月、いろいろとスタルクさんのことを思い出していました。初めてお会いしたのは、1991年夏、スウェーデンのマリーフレードで開かれた翻訳者セミナーでした。スタルクさんが講師のひとりとして、ご自分の作家活動についてお話しなさったのです。2004年秋には、日本へいらしてくださり、東京や名古屋で講演会をご一緒しました。最後にお会いしたのは、3年前の5月末。ストックホルムの地下鉄の中央駅のホームで偶然、お会いしたのです。あのときはとてもお元気そうで、「また日本へ行きたい!」とお話しされていたのに……。

この1か月、私の中では日に日に寂しさが増しています。スタルクさんへの感謝の気持ちとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

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